バーチャル・フレットレス・ベーシスト、椿田りさの描き下ろし!
1950年代初頭、それまで歴史上に存在したコントラバスを基に、エレキ・ギターのデザインを応用して生まれたエレキ・ベース。
フレットを打つことにより、生まれながらにして正確な(=Precision)音程を手に入れたエレキ・ベースは、その後に生まれる音楽の有様に大きな影響を与えました。
一方、lofi hip hopのサブ・ジャンルであるmicrotonal lofi hip hopは、微分音(=microtone)をモチーフにすることで、我々の心の隙間に心地よさを吹き込みます。
もしエレキ・ベースでこの微分音を表現するには……フレットを抜けばいいのです。
バーチャル・フレットレス・ベーシスト、椿田りさがそれを実現しました。
ジャコ・パストリアスを筆頭に、フレットを打たれていない、もしくは抜いたフレットレス・ベースは独自の魅力を放ちます。
そして、そのフレットレス・ベースの魅力をディープに伝えているのが、椿田りさなのです。
フレットを抜く女性の横顔に、あなたはどんな思いを馳せるでしょう?
microtonal lofi hip hopは生演奏するようなジャンルではありませんが、もし、ベースのフレットを抜くことでそれが演奏可能になるなら……椿田りさからの新たな提案です。
椿田りさ Twitter@risa_fretless